米国株高配当投資の代表選手
よく、高配当投資するなら「米国株ETF」ということばを耳にするのではないでしょうか。ETFとは、米国の証券取引所に上場している投資信託のこと。
ETF= Exchange Traded Funds(上場投資信託)
優秀な米国のETF銘柄として、次の3つがあげられます。配当利回りがだいたい3%~4%ほど。それがこちら!
ファンド名 | 運用会社 | 配当利回り | 経費率 | 5年 トータルリターン | 構成銘柄数 | 特徴 |
VYM | バンガード社 | 3.27% | 0.06% | 8.04% | 約400以上 | REIT株除き、金融、ヘルスケア中心で安定 |
HDV | ブラック・ロック社 | 3.14% | 0.08% | 7.46% | 約74 | 財務健全な企業のみ。エネルギー、ヘルスケア、通信が中心 |
SPYD | ステート・ストリート社 | 5.00% | 0.07% | 5.12% | 約80 | 不動産、金融業が多い特性上、市場金利変動に影響を受ける |
米国ETFを持つメリット
ほにゃ?高配当という割に利回りそんな高くなくない?
日本株でも配当4%超え結構あるのに。あえて米国株買うのしんど…
そうだね。利回りだけなら日本株でも米国株でも個別株でそれくらいの配当ある株はたくさんあるよ。でも、個別株に一点投資するより幅広く分散投資ができるというメリットがあるんだ。例えばVYMだったら1株買うだけで400社以上に投資していることになるね。
400?にゃるほど!
どっかが下がってもどっかが上がるから、リスクも分散できるってわけですね👍
ちなみに、3つとも配当は年4回。2023年6月の段階で比較するとこんな感じ。利回りはHDVとVYMは微妙に入れ替わったりしますがいつもだいたい3%くらいで同じくらいかな。
配当月 年4回(3月・6月・9月・12月)
利回り HDV<VYM<SPYD
増配率 SPYD<HDV<VYM
こうやって改めて見ると、長期で持つならVYMが一番ですね。SPYDは市場の金利に影響されやすい業種を多く含むのでこの中では割と上下するかも。とはいえ3つともだいたいいつも同じくらいの値幅なので、その時に山・谷、の谷底PRICEになっているETFを買う、で良いです。待っていれば下がってもいつか戻ってくる可能性の高いETFなので。
高配当ETF運用の極意
管理人は以前、一気に全部買って配当落ちで一気に全部下がって狼狽売りする、という苦い過去(過去ブログ参照)があります笑。そこで学んだ高配当ETFの運用極意はただ一つ。
底値で買って、あとは何もしない!
米国株の売買タイミングは日本株以上に難しいです。為替によるところも大きいし。とにかく良いタイミングで買えたなら、しばらくは心を無にして✨配当が入ってくる✨ことだけに全集中。
2023年は高配当ETFから資金が抜けているといわれており、値上がりはあまり期待できないかもしれません。でも長期で見ると値上がり益と配当の両方が期待できるので、安い時にこつこつ集め続けるのが吉!