高配当投資ってなんだ?
高配当株投資は、株を特定の日に所有しているともらえる配当金をねらって株を買う投資法です。3年間の感想として、
これはチャレンジしたほうが良い!!
だって銀行の利子よりはるかに大きなお金が入るし、一度設定してしまえばあまり手間もかからない。ただし基本的に一度購入したらあまり売買しないので、事前リサーチ、最初の準備がとても重要です。
え~~、どゆこと?という方は以下のサイトでぜひ学習を!とてもためになります。
こびと株.comさんの「配当金ハック」
両学長リベラルアーツ大学「リベ大流「高配当株投資」の大前提5選【初心者向け】」
私はまず、SBIネオモバイル証券で単元株(1株から買える株)から始めました。
安定した高配当投資には複数株の所有が必要。少なくとも10~20の銘柄が望ましいと言われてます。でも最初から大きい金額でたくさんの株を買うのは難しいし怖いので、単元株を購入するのがおすすめ!ネオモバはSBI証券と統合するため新規受付はなくなりますが、SBI証券でS株(単元未満株)つまり1株から買えますよ😃
初期設定が命
ほかの株式投資にも共通して言えることですが、安いところで買って高く売るのが株式投資の王道。
配当狙いの場合、株を特定の日まで所有しなければならないんです。だから高い時に買ってしまうと下落時のストレスがやばい。いくら配当金が入ってくるとはいえ、損益がマイナスだと気分的につらいです。だからなるべく上下動するサイクルの下のほうで買っておきたいのです。
また、値動きの異なる株を複数購入していれば、一つの株が下がっても他が上がればトータルでプラスに。いつもプラス、ってのはまじで心の支えでした。逆に口座を開くといつもマイナス、という状況は初心者にはとても耐えられないでしょう。
そう、だから高配当投資は「初期設定が命」なのです。3つの大事な初期設定はこちら!
・なるべく安い時に買う(天井圏で買わない)
・セクターを分散させる
・景気敏感株はほどほどに
一つずつ見ていきましょう。
天井圏では買わない
長期保有が前提とはいえ、いつ買っても良いわけではありません。この日まで株を所有してたら配当もらえます、っていう「権利落ち日」まで株を所有するわけですが、その日に向かって配当欲しさに株を買う人が増える半面、株価が上がったところ売ろう!いう人も増え下落リスクも高まります。そして権利落ち日の次の日は一気に売られることも。
管理人Kも投資を始めたての時、なんも考えず米国株の高配当株を買ってやらかしました。タイムリープできるなら全力で止めてあげたい。
え?聞きたいですか?天井圏(=高値)で買って翌週下落してマイナスに耐えられず「損切するしかない!」って狼狽売りして撃沈した話💦何の利益もなく恐怖を味わって終わりという…初心者やばす!!
確かに株式投資では「損切」が重要。でも高配当投資では下落しても安易に「損切しない」ことも必要だね。それから権利落ち日付近で慌てて購入するのは危険。買おうと思っている銘柄は自分の「監視銘柄」としてある程度の期間は観察しておこう。
投資信託の積立と違って、安い時に買うのがものすごく重要。そう、焦らず待つも投資なのです。ただし底値で買うのは難しいので、ある程度の妥協は必要です。下落した後いつも反発して上昇する金額帯で買うことを意識すれば、やみくもに買うよりはマシな未来が待っていることでしょう。下落中に買うのもダメですが(落ちるナイフは掴むな!)明らかに一番高い時に買うのはもっとダメ。
とにかく素人は「ダメ、天井圏、絶対!」
セクターを分散させる
株はどうしたって上下動するし、同じセクターの株はだいたい同じ値動きをします。だから値動きの異なる複数の株を揃えておけば、トータルでいつも損益がプラスになるはず。ポートフォリオを作る時、分散されているかを意識しましょう。
ここで言う高配当株のポートフォリオというのは、自分の所有している株のセクター比率を表したものです。私のポートフォリオはこんな感じでした。
上記は2年目くらいのものですが、最初は下記のこびと株.comさんのサイトのポートフォリオを真似っこして購入。30万弱の資金でだいたい同じように購入してみましたよ!慣れてきたら株価が上昇した時は売ったりもして。配当プラス値上がり益が狙える株って本当に良いもんです。
こびと株.comさんの【超実践的】高配当株ポートフォリオを「安定的」に運用するためのメンテナンス方法
景気敏感株はほどほどに
結局「セクターの異なる株を複数購入」って具体的にどうすれば良いんですか?
株には景気敏感株とディフェンシブ株とがあります。
景気敏感株はその名のとおり、景気によって乱高下する株です。代表的セクターは、海運、石油、鉄鋼、半導体、銀行など。値上がり益も狙えますが、ぽやぽやしてると信じられないくらい下落していて「ガーン!」ってなることも。不況時はいきなり減配(配当金の金額が安くなること)もあります。一般的にハイリスク・ハイリターンなものが多い印象。
高い配当につられて景気敏感セクターの株だけでポートフォリオを作っちゃうと、乱高下しすぎて眠れない日々が続くよ!
ディフェンシブ株というのはその反対。景気に左右されにくい、食品、日用品、医薬品、通信、電鉄、サービスなど生活必需品のセクターです。株価はあまり乱高下せず割と安定しています。
はわわ…じゃあその安心セクターだけでぽーとふぉりお作ります!
ただし「割と安定」してるだけでディフェンシブ株も下落するときは下落するよ。相場全体が下がることもあるから覚悟してね。
とはいえ、最初はディフェンシブ株を中心にポートフォリオを作ってみると良いと思います。慣れてきたら値上がり益もねらって景気敏感株を少し増やすとかね。
いずれにしても自分で実際に株を買ってみないとわからない感情がモリモリ。思っていたよりも恐怖が深いし自分の欲深さに気づかされるもの。いっぱい研究してよりHAPPYになれるポートフォリオを作っていきましょう!